障子をおしゃれに北欧風にリメイク・コーディネートするアイデア集|簡単DIYも紹介

 

和室の定番である障子を、おしゃれな北欧インテリアと組み合わせるリメイクが注目を集めています。

 

実は、障子のやわらかな雰囲気と、北欧スタイルのシンプルでナチュラルなデザインは、意外なほど相性抜群なのです。

 

この記事では、障子を北欧風にアレンジするためのアイデアやDIYをたっぷりご紹介します。初心者でも挑戦しやすいリメイク方法や、空間全体を引き立てるコーディネートのコツも解説します。

なぜ今“障子×北欧インテリア”が人気なのか?

障子×北欧インテリアが人気の理由を紹介します。

和のやわらかさと北欧のシンプルさが相性抜群

出典:Instagram「waccara_official」


障子がもともと持つやさしい透け感やナチュラルな木の質感は、北欧インテリアの持つミニマルで温もりのあるテイストとよくなじみます。


例えば、光をやわらかく通す障子紙は、白やグレージュ、ベージュなどの淡い色合いでまとめられた北欧スタイルの空間に、自然な調和をもたらしてくれます。


また、障子の素材感が加わることで、北欧インテリアにほどよい和のあたたかみがプラスされ、居心地の良さが生まれます。

今あるの障子を活かしておしゃれにアップデートできる

北欧風にリメイクする際は、障子をまるごと取り替える必要はありません。障子紙を貼り替えたり、木枠に塗装を施したりと、今ある障子を活かしたアレンジが可能です。


比較的手軽にできるうえ、費用も抑えられるため、賃貸でも挑戦しやすいのも人気の理由です。障子自体が日本の住宅に多く使われているため、「もったいない」を生かしたリメイクとしても注目されています。

北欧風に見える障子デザインの特徴とは?

北欧風に見える障子デザインの特徴を紹介します。

淡い木目・白木調のフレーム

北欧風の障子にするなら、フレームは明るめの色がおすすめ。無塗装の白木、または白やライトグレーにペイントされたフレームが、北欧インテリアの明るく清潔感のある雰囲気によく合います。


アッシュ系の木目やホワイトオーク風に塗装された障子も人気です。木の素材感を残したまま明るさをプラスすることが、北欧インテリアとのなじみやすさにつながります。

直線的でシンプルな格子デザイン

北欧風にするには、飾りを減らしたシンプルな線を使うのがコツです。障子の桟も、縦と横の桟を同じ間隔で並べるなど、すっきりした直線でまとめると、シンプルで洗練された印象になります。


桟が細いと、繊細で軽やかな感じになるでしょう。複雑な模様ではなく、線の美しさを生かしたデザインが、北欧スタイルによく合います。

透け感のある障子紙 or ファブリック風素材

障子紙には、従来の和紙タイプだけでなく、透け感のあるカラータイプや布調の素材も登場しています。


ファブリックのような風合いの障子紙を選ぶと、柔らかで温かみのある北欧風の雰囲気がより一層引き立ちます。ナチュラルリネン調やチェック柄などもおすすめです。。

障子を北欧風にリメイク・アレンジするアイデア集

障子を北欧風にリメイクするアイデアを紹介します。

障子紙をカラータイプや柄入りに貼り替える


白一色の障子紙を、ライトグレーや淡いブルー、ベージュなどの北欧カラーに貼り替えるだけで、雰囲気が一新します。また、幾何学模様や小花柄など、控えめな北欧風デザインの障子紙を取り入れると、空間にさりげないアクセントをプラスできます。


ストライプやドット柄など、ナチュラルな雰囲気の柄も北欧らしさを引き出せるでしょう。

障子枠を白やライトグレーに塗装する

障子枠を塗り替えるだけでも印象は大きく変わります。白やグレージュ系のペンキを使って塗装すれば、空間がパッと明るくなり、北欧テイストのインテリアと自然に調和します。


木目を活かす場合は、ミルクペイントやホワイトステインなどを使うのがおすすめです。つや消し仕上げにすると、北欧家具とより調和しやすくなります。

障子を間仕切りやパーテーションとして活用

障子を窓だけでなく、空間を仕切る間仕切りやパーテーションとして使うのも、北欧風アレンジのひとつ。ナチュラルな木のフレームと柔らかな透け感が、軽やかに空間を分けるアイテムとして活躍します。


可動式のパーテーションなら、用途に応じて自由にレイアウトできるのも魅力です。リビングとワークスペースをゆるやかに仕切るのにも便利です。

障子をおしゃれな北欧風にするDIYの基本手順

障子をおしゃれな北欧風にするDIYの基本手順を紹介します。

必要な材料と道具を準備しよう

まずは必要な材料や道具を紹介します。


  • 北欧カラーの障子紙 or 柄入り障子紙

  • 木枠用ペンキ(白・ライトグレーなど)

  • 刷毛

  • ローラー

  • マスキングテープ

  • カッター

  • 定規

  • のり or 両面テープ

  • ゴムベラ

  • 霧吹き

  • 作業マット

100均やホームセンターでも多くの道具が揃えられるので、手軽にスタートできます。材料選びの段階で、実際のインテリアとの相性をイメージしながら選ぶと失敗しにくくなります。

障子紙の貼り替え・塗装の手順とコツ

障子紙の貼り替えと塗装の手順を紹介します。


古い障子紙を剥がし、桟についたのりをきれいに拭き取ります。木枠の塗装をする場合は、ペンキがはみ出さないようマスキングテープで保護し、刷毛やローラーで均一に塗ります。乾燥には半日ほど時間を確保しましょう。


障子紙を貼る際は、霧吹きで紙を少し湿らせてから貼ると、乾燥後に自然とピンと張ってきれいな仕上がりになります。仕上げにゴムベラで気泡を抜きながら、外側へ空気を押し出すように貼るのがコツです。

DIY初心者が失敗しないための注意点

塗装は薄く2〜3回に分けて重ね塗りするとムラになりにくいです。 また、障子紙は湿気に弱いので、雨の日や湿度が高い日は避けましょう。


施工後は24時間程度触らずに乾燥させることで、美しく長持ちします。

まとめ

障子を北欧風にリメイクすることで、和室が一気におしゃれで洗練された印象に変わります。障子紙の貼り替えや枠の塗装など、簡単なDIYで実践できるアイデアがたくさんあります。リメイクは難しそうに見えても、実は道具さえ揃えば初心者でもチャレンジしやすいのが魅力です。


自宅のインテリアに合わせた北欧テイストを障子に取り入れ、より心地よい空間を手作りしてみましょう。光の入り方や素材の風合いにこだわった、世界にひとつだけの“北欧×和”のミックスインテリアをぜひ楽しんでください。


waccara

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