おしゃれな障子のアイデア例!リメイク術も紹介
近年、障子はモダンなインテリアとして再評価されています。和の趣を生かしつつ、現代的なデザインや素材を取り入れることで、部屋をおしゃれに演出できます。
和室だけでなく、洋室やリビングにも合うデザインが増え、インテリア好きの間で注目されています。この記事では、おしゃれな障子のデザイン例やリメイク術を紹介し、手軽に取り入れられる工夫を解説します。
障子が今、おしゃれアイテムとして注目されている理由
伝統的な和の建具である障子が、おしゃれアイテムとして注目されている理由を紹介します。
障子は「古い」から「スタイリッシュ」へ
かつては古風で昔ながらの印象が強かった障子ですが、現代では「和モダン」や「北欧ミックス」などのトレンドインテリアと相性が良く、スタイリッシュな空間をつくる要素として活躍しています。
ナチュラルな素材感やシンプルな構造は、ミニマルなライフスタイルにマッチしやすく、再評価されている理由のひとつです。
また、障子には光を柔らかく通す効果があるため、やわらかい自然光を取り入れた空間づくりにも最適です。
障子は、ちょっとした工夫を加えるだけで空間全体の印象をガラリと変えることができます。
例えば、障子紙を貼り替えたり、枠の色を塗り替えたりするだけで、和室が洋風テイストに早変わりします。さらに、模様入りの紙や大胆な色使い、アート要素を取り入れたデザインなど、個性を活かしたアレンジが可能です。
素材や色、デザインにこだわることで、自分だけの“おしゃれ障子”を楽しめる点が注目されている理由でもあります。
おしゃれな障子デザイン例
おしゃれな障子のデザイン例を紹介します。
和モダンな障子
和のテイストを残しつつ、モダンな要素を加えた「和モダン障子」は、落ち着いた色味の障子紙や黒や濃茶の木枠で仕上げるのがポイントです。
直線を生かしたシンプルな桟の配置や、ガラス風シートとの組み合わせで、洗練された印象を与えます。照明との相性も抜群で、間接照明と合わせれば高級感ある空間を演出できます。
北欧風・ナチュラルテイストの障子
白木や明るい色合いの木材を使用し、やさしい色合いの障子紙と組み合わせることで、北欧風やナチュラル系の空間にも障子がよく合います。
幾何学模様や植物柄の障子紙を使うことで、自然と調和した癒しの空間が完成します。北欧家具との相性も良く、ホワイトを基調としたインテリアにおすすめです。
障子をおしゃれにするアイデア・リメイク
自宅にある障子をおしゃれにするアイデア・リメイクを紹介します。
障子紙を無地から柄入りに変えるだけでも印象が大きく変わります。市販のカラー障子紙や透け感のあるデザイン紙、UVカット効果のあるものなど、選択肢も豊富です。
アクセントカラーを取り入れることで、部屋にメリハリが生まれ、季節ごとに違ったテイストを楽しむことも可能です。また、グラデーションタイプの紙を使うと、光の入り方に変化が生まれ、より豊かな空間表現ができます。
障子にリメイクシートや布を貼るテクニック
障子紙の代わりに、和風柄の布やインテリア用のリメイクシートを使うと、より個性的な印象になります。布は温かみがあり、季節ごとの模様替えにもぴったりです。
モダン柄や北欧風テキスタイル、藍染風の布など、選ぶ素材によって仕上がりの印象がガラッと変わります。リメイクシートなら、貼ってはがせるタイプを選べば賃貸でも安心です。立体的な素材感が加わることで、存在感もアップします。
塗装・着色で和室を洋風に近づける
障子の木枠を黒やグレー、ホワイトなどに塗装するだけで、ぐっと洋風でモダンな印象になります。パステルカラーやブルーグレー、マットブラックなどを選べば、カフェ風やヴィンテージ風にもなります。
部屋全体のカラートーンに合わせて塗ることで統一感が生まれ、インテリアの完成度が高まるでしょう。ウッドステインやアンティーク加工を施せば、より深みのある風合いを出すことも可能です。
おしゃれな障子を取り入れるときの注意点
おしゃれな障子を取り入れるときの注意点を紹介します。
おしゃれさと実用性のバランスを取る
デザインにこだわるあまり、光を通しにくい素材や扱いづらい装飾を選ぶと、日常使いに不便を感じることがあります。
採光性や開閉のしやすさなど、実用面とのバランスを忘れずに選びましょう。また、手入れのしやすさや耐久性にも注意し、長く使えるものを選ぶのがポイントです。
湿気・破れやすさへの対策
障子紙や布素材は湿気に弱く、破れやすいものもあるため、特に小さなお子さんやペットのいる家庭では強化障子紙や樹脂フィルムの使用も検討しましょう。
最近では水拭き可能な障子紙や、破れにくい高耐久素材も登場しています。換気や湿気対策も忘れずに行い、障子を長持ちさせる工夫をしましょう。
賃貸では原状回復が必要
賃貸住宅では原状回復が必要なため、貼ってはがせるシートや仮止め可能な道具を使うと安心です。
まとめ
障子は工夫次第でおしゃれなインテリアに生まれ変わります。和の風情を残しつつ、現代的なデザインや素材を取り入れれば、空間にアクセントを加え快適さも実現可能です。
和室を洋室にしたい時など様々な空間に応用できるのも魅力です。アイデアや注意点を参考に、自分だけの障子スタイルを楽しんでみてください。