障子を遮光にする5つの方法を紹介!遮光にするデメリットや注意点も

柔らかな光を室内に届けてくれる障子ですが、「朝早くに日差しで目が覚めてしまう」「夜に部屋の中が透けて見えないか不安」といったお悩みを抱えている方は少なくありません。
たしかに、一般的な障子紙では遮光性が弱い場合もありますが、実は少し工夫するだけで、障子の遮光性を高めることができます。
そこでこの記事では、和室の障子を遮光にする具体的な5つのアイデアを紹介します。また、遮光仕様にするメリットや注意点などもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
なお、当サイトでは部屋をおしゃれに模様替えできるアイテムを豊富に取りそろえています。興味のある方は、ぜひwaccaraの商品をチェックしてみてください。
和室の障子を遮光にするメリット
遮光仕様への変更には、単に部屋を暗くする以上の多くのメリットがあります。
ここでは、障子を遮光にすることで得られる4つの主なメリットについて詳しく解説していきます。
-
メリット1. 日光や街灯の光を遮ることができる
-
メリット2. 壁や家具の日焼け防止になる
-
メリット3. 冷暖房の効率を向上させられる
-
メリット4. 夜間に外から人影が見えなくなる
▶︎掲載アイテム「1マスリメイク障子紙 稲穂そよぐ」をチェック
メリット1. 日光や街灯の光を遮ることができる
遮光対策を行う最大のメリットは、外からの光をしっかりとシャットアウトできることです。
和室を寝室として使っている場合、東向きの窓であれば夏の早朝から強い日差しが入り込むため、予定よりも早く目が覚めてしまうこともあるでしょう。
また、窓のすぐ外に街灯がある環境では、夜間も部屋がうっすらと明るくなり、深く眠れない原因になり得ます。
障子をしっかりと遮光仕様にすることで、これらの光の侵入を防ぐことができるため、リラックスできる睡眠環境を整えられます。
メリット2. 壁や家具の日焼け防止になる
部屋に降り注ぐ太陽光には強い紫外線が含まれており、長期間当たり続けると室内のあらゆるものが劣化してしまいます。
特に、和室の畳は紫外線に非常に弱いです。日が当たる部分だけが黄色く変色したり、傷んでささくれたりしやすい性質を持っています。
さらに、大切な家具や本、壁に飾ったポスターなども、日焼けによって色褪せることもあるのです。
遮光対策を施して紫外線を遮断することによって、大切な家具や物などを日光から守って劣化を防ぐことが可能です。
メリット3. 冷暖房の効率を向上させられる
光を遮ることで、空気の移動を抑えたり熱を遮断するなどの、冷暖房効率の向上も期待できます。
夏場は、直射日光による強烈な熱が室内に入るのを防ぐことで、部屋の温度上昇を抑えてエアコンの冷房効率をグッと高めることが可能です。
逆に冬場は、室内の暖かい空気が冷たい窓ガラスを通って外へ逃げていくのを防ぐ役割を果たしてくれます。
結果として、年間を通して冷暖房の電気代を節約することにもつながるでしょう。
メリット4. 夜間に外から人影が見えなくなる
夜間に室内で電気をつけると、外からは部屋の中の様子がシルエットとして障子にハッキリと映し出されてしまいます。
道路に面した1階の和室や隣の家との距離が近いマンションの通路側の窓などでは、プライバシーの面で大きな不安を感じる方も多いでしょう。
障子を遮光仕様にすれば光が外へ漏れるのを防ぐと同時に、人影が透けて見えることもなくなるため、夜間でも周囲の目を気にすることなく安心してくつろぐことができます。
和室の障子を遮光にするデメリット・注意点
和室の障子を遮光にすることは多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットや気をつけるべき注意点も存在します。
ここでは、障子を遮光にする前に必ず知っておきたい4つの注意点について詳しく解説します。
-
デメリット1. 日中も部屋が暗くなる
-
デメリット2. 夏は熱気や湿気がこもりやすくなる
-
デメリット3. ガラスが熱割れするリスクがある
-
デメリット4. 障子自体が重くなって開閉しづらくなる
デメリット1. 日中も部屋が暗くなる
障子を完全に遮光仕様にしてしまうと、当然ながら日中であっても太陽の光が入りにくくなるため、部屋全体が暗くなってしまいます。
寝室専用として使うのであれば問題ありませんが、日中もリビングや作業部屋として使う場合は、昼間も照明をつけて過ごさなければならない可能性があります。電気代もかさみやすくなるでしょう。
そのため、時間帯に合わせて光の量を開閉で調節できるブラインドを選んだり、完全な遮光ではなく適度に光を和らげる程度の対策に留めたりといった工夫が必要です。
デメリット2. 夏は熱気や湿気がこもりやすくなる
障子紙の原料である和紙には、調湿作用や通気性が備わっています。和室が夏でも比較的涼しく感じられるのはそのためです。
しかし、遮光シートで障子を完全に密閉してしまうと、空気の通り道が塞がれ、風通しが悪くなってしまいます。
特に、梅雨時から夏にかけては室内に熱気や湿気がこもりやすくなり、カビやダニが発生する原因になることもあるため、こまめに窓を開けて換気を行うなどの対策が必須です。
デメリット3. ガラスが熱割れするリスクがある
窓ガラスに直接遮光シートを貼ったり、ガラスに密着するような形で遮光パネルを設置したりする場合、特に注意しなければならないのが「熱割れ」です。
熱割れとは、遮光アイテムが太陽の熱を吸収して高温になるとガラスとの間に熱がこもり、ガラスの一部分だけが急激に膨張して割れてしまうという現象です。
特に、ガラスの中にワイヤーが入っている網入りガラスや二重構造のペアガラスは熱割れを起こしやすいため、これらの窓には直接貼るタイプの遮光フィルムは使用しないほうが良いでしょう。
デメリット4. 障子自体が重くなって開閉しづらくなる
光を遮るために、障子の裏にプラダンやベニヤ板などのパネルを貼り付けるという方法もありますが、材料の分だけ障子本体の重量が重くなってしまうという欠点があります。
障子が重くなると、開け閉めする際に普段以上の力が必要になり、毎日の動作が少し億劫に感じられるかもしれません。
さらに、重みが増したことで下のレールに大きな負担がかかり、摩擦でレールがすり減ってしまったり、障子がスムーズに滑らなくなったりする原因にもなるため注意が必要です。
障子を遮光にする方法やアイデア5選
ここでは、障子を遮光にするための5つの具体的な方法やアイデアをご紹介します。
-
アイデア1. 遮光障子紙に張り替える
-
アイデア2. 障子の裏にプラダンを貼る
-
アイデア3. 窓ガラスに遮光シートや遮光フィルムを貼る
-
アイデア4. 障子の裏に遮光ブラインドを設置する
-
アイデア5. 障子を外して遮光のロールスクリーンやカーテンを取り付ける
アイデア1. 遮光障子紙に張り替える
和室の伝統的な雰囲気を壊さずに遮光したい場合におすすめなのが、遮光障子紙に張り替える方法です。
見た目は普通の白い障子紙とほとんど変わりませんが、和紙の間に極薄のアルミシートや光を遮る特殊なフィルムが挟み込まれており、光をしっかりとシャットアウトしてくれます。
張り替えの手間はかかりますが、今までと同じ障子の木枠をそのまま使えるため、従来の和風のお部屋で使用しても違和感がありません。
さらに、断熱効果や破れにくさも兼ね備えている製品が多く、機能面でも非常に優秀です。
アイデア2. 障子の裏にプラダンを貼る
なるべく安く、そして手軽に遮光対策を行いたい方に人気なのが、ホームセンターや100円ショップで購入できるプラダン(プラスチックダンボール)を活用する方法です。
光を通さない黒色や濃い色のプラダンを、障子の裏側の木枠のサイズに合わせてカットし、両面テープや画鋲などで貼り付けるだけで完成します。
費用が数百円から数千円程度と非常にリーズナブルなうえに、特別な工具も必要ありません。
ただし、見た目が大きく変化する点と障子が重くなる点には注意が必要です。
アイデア3. 窓ガラスに遮光シートや遮光フィルムを貼る
障子本体には手を加えず、奥にある窓ガラスそのものに遮光シートや遮光フィルムを貼る方法もおすすめです。雪見障子のガラス部分に貼るのも良いでしょう。
障子を開けて網戸で換気をしている時でも、ガラス部分の遮光・遮熱効果をキープできるのが大きなメリットです。
マジックミラー効果のあるフィルムを選べば、外からの視線を防ぎつつ、中からは外の景色を楽しむこともできます。
ただ先述の通り、網入りガラスなど熱割れしやすい窓には使用できないため、購入前の確認が必須となります。
アイデア4. 障子の裏に遮光ブラインドを設置する
時間帯によって光の入り具合を柔軟にコントロールしたい場合は、窓ガラスと障子の間のわずかなスペースに遮光ブラインドを設置するのがおすすめです。
スラット(羽)の角度を調整することで、日中は風と光を程よく取り入れ、夜や寝る時は完全に閉めて真っ暗にするといった、柔軟な使い方ができます。
また、窓枠に突っ張って固定するタイプのブラインドを選べば、壁や枠にネジ穴を開ける必要がないため、賃貸物件でも取り入れられるでしょう。
アイデア5. 障子を外して遮光のロールスクリーンやカーテンを取り付ける
「障子の手入れが面倒」「とにかく完全に真っ暗な環境を作りたい」という場合は、思い切って障子を取り外し、遮光等級の高いロールスクリーンやカーテンを取り付けるのが最適です。
遮光1級のカーテンやロールスクリーンを選べば、昼間でも人の顔が認識できないレベルの暗闇を作ることができます。
夜勤明けで昼間に睡眠をとる方やホームシアターを楽しみたい方にもおすすめです。
また、最近では和紙風の素材を使ったプリーツスクリーンや、落ち着いた和カラーのロールスクリーンも豊富にあるため、モダンで和洋折衷なおしゃれな空間を演出することもできます。
障子を遮光にする際にかかる費用相場
障子を遮光にする際にかかる費用は、どの方法を選ぶかによって数百円から数万円まで大きく幅があります。
|
遮光にする方法 |
費用相場 |
|
遮光障子紙 |
約2,000円 |
|
プラダンの貼り付け |
約700円 |
|
遮光シートや遮光 |
約1,000円 |
|
遮光ブラインド |
約3,000円 |
|
遮光ロールスクリーンやカーテンの設置 |
約5,000円 |
※上記の価格はあくまで目安です。商品の種類や販売時期などにより、価格が変更となる場合があります。
予算を踏まえて最適な方法を選びましょう。
障子を遮光にする方法を選ぶときのポイント
ここまで5つの遮光方法と費用相場を紹介してきましたが、「結局、自分の家にはどれが一番合っているのだろう?」と迷ってしまう方も多いはずです。
ここでは、重視したいポイント別に、どのアプローチを選ぶのが最適なのかを分かりやすくまとめました。
-
安く手軽に済ませたいなら:プラダンや遮光シート・フィルム
-
部屋をなるべく暗くしたいなら:遮光のロールスクリーンやカーテン
-
部屋の統一感や見た目にもこだわりたいなら:遮光障子紙
-
賃貸で原状回復する必要があるなら:遮光ブラインド
▶︎掲載アイテム「1マスリメイク障子紙 稲穂そよぐ」をチェック
安く手軽に済ませたいなら:プラダンや遮光シート・フィルム
なるべく費用を抑えたい方には、プラダンや遮光シートを使ったDIYがおすすめです。
100円ショップやホームセンターですぐに材料が揃い、ハサミやカッター、両面テープなど家庭にある道具だけで、その日のうちに施工することができます。
見た目はやや後付け感が出る可能性もありますが、最もコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
部屋をなるべく暗くしたいなら:遮光のロールスクリーンやカーテン
寝室をホテルのように真っ暗にしたい方や日中でもプロジェクターを使って映画を楽しみたいという方には、完全遮光に近いカーテンやロールスクリーンがベストです。
遮光障子紙やブラインドでは、どうしても枠の隙間から光が漏れてしまいますが、遮光のロールスクリーンやカーテンであればその心配もありません。
窓枠を覆うように少し大きめに取り付けることで、上下左右からの光の漏れを最小限に防ぐことができます。
部屋の統一感や見た目にもこだわりたいなら:遮光障子紙
和室の雰囲気や空間の統一感を大事にしたい方は、遮光障子紙へ張り替えるのがおすすめです。
カーテンやブラインドを取り付けるとどうしても洋風の要素が混ざってしまいますが、遮光障子紙なら見た目は全く変わらないため、和室ならではの雰囲気を残すことができます。
外から家を見た時の外観も普通の障子が閉まっているようにしか見えないため、日本家屋の風情や格式を損ないたくないという方にぴったりの対策です。
賃貸で原状回復する必要があるなら:遮光ブラインド
アパートやマンションなどの賃貸物件にお住まいの場合は、退去時に元の状態に戻す「原状回復」の義務があります。
そのため、木枠に接着剤を使ったり、壁にネジ穴を開けたりする対策は避ける必要があります。
そこでおすすめなのが、窓枠に内側から突っ張る力で固定するタイプの遮光ブラインドです。
壁や窓枠を一切傷つけることなくしっかりと固定でき、引っ越しの際も簡単に取り外すことができます。
光を遮りつつおしゃれに模様替えしたいならwaccaraの商品がおすすめ
外からの光を遮断しつつ、障子をおしゃれに模様替えしたいと考えている方には、waccaraのデザイン障子紙が大変おすすめです。
ここからは、waccaraのイチオシ商品を5つご紹介します。
-
編み桧垣 藍鉄 (amihigaki) 障子紙
-
引き手 黒 (hikite) 障子紙
-
四季あられ 抹茶 (shikiarare) 障子紙
-
波うろこ 空色鼠 (namiuroko) 障子紙
-
金魚模様 水 (kingyomoyo) 障子紙
編み桧垣 藍鉄 (amihigaki) 障子紙
「編み桧垣 藍鉄」は、日本の伝統的な桧垣模様をスタイリッシュにアレンジした障子紙です。
洋風のヘリンボーン柄を思わせるようなデザインが、和室を洗練されたモダンな空間へ変えてくれます。
ベースカラーの藍鉄は深く落ち着いたダークな青緑色なので、空間にシックで大人っぽい印象も与えてくれます。
全体的に濃い色が使われているため、光の透過をしっかりと抑えて適度な暗さを保ちたい寝室や書斎に大変おすすめの一枚です。
編み桧垣 藍鉄 障子紙はこちらからご購入いただけます。
引き手 黒 (hikite) 障子紙
「引き手 黒」は、和室のふすまを開け閉めする際に手をかける引き手をモチーフにした障子紙です。
大小さまざまな引き手が、ランダムに配置されているユニークなデザインが特徴です。
こちらも背景色が非常に濃く光を通しにくいため、直射日光の眩しさを和らげられるでしょう。
モノトーンの落ち着いた色合いは、和室だけでなくモダンな洋室のアクセントにもぴったりです。
引き手 黒 障子紙はこちらからご購入いただけます。
四季あられ 抹茶 (shikiarare) 障子紙
「四季あられ 抹茶」は、あられに見立てた大小さまざまな白い水玉模様が描かれた障子紙です。
ベースカラーには日本の伝統色である抹茶色が使われているため、和室の畳や砂壁とも非常に相性が良いです。このくすみカラーが和室の心安らぐ雰囲気を引き立ててくれるでしょう。
また、真っ白な障子紙をこちらに張り替えれば、光の眩しさを和らげてくれます。
少しポップで親しみやすい印象をプラスしたい子ども部屋やリビングの和室などにぴったりの障子紙です。
四季あられ 抹茶 障子紙はこちらからご購入いただけます。
波うろこ 空色鼠 (namiuroko) 障子紙
「波うろこ 空色鼠」は、日本の伝統文様である鱗を波のようにデザインした障子紙です。
カラーは空色鼠というくすんだブルーグレーが基調となっており、水彩画のように霞んだデザインが特徴です。
この柔らかい色の濃淡が差し込む光を拡散させ、お部屋に涼やかな雰囲気をもたらしてくれます。
派手すぎない色合いなので北欧風のインテリアなどとも相性が良く、幅広いテイストのお部屋に馴染むでしょう。
波うろこ 空色鼠 障子紙はこちらからご購入いただけます。
金魚模様 水 (kingyomoyo) 障子紙
「金魚模様 水」は水の中で金魚が泳ぎ回る姿が描かれた、夏にぴったりのデザインです。
水色と白のコントラストが美しく、見ているだけで清涼感を感じさせてくれるため、和室にちょっとした季節感を取り入れたい方におすすめです。
特に日差しが強くて暑く感じやすい和室の障子に張ることで、光を和らげつつ涼やかな気分を演出してくれるでしょう。
金魚模様 水 障子紙はこちらからご購入いただけます。
まとめ|障子を遮光仕様にしてより快適な暮らしを
この記事では、障子を遮光仕様にするメリット・デメリットや具体的なアイデアを紹介しました。
和室の障子を遮光仕様にアレンジすることで睡眠の質を上げられるだけでなく、冷暖房効率のアップや家具の日焼け防止などにも期待できます。
賃貸物件特有のルールや熱割れなどの注意点もしっかりと確認したうえで、ぜひご自宅にぴったりの遮光対策を見つけてください。
なお、当サイトでは部屋をおしゃれに模様替えできるアイテムを豊富に取りそろえています。興味のある方は、ぜひwaccaraの商品をチェックしてみてください。










