古いドアにもリメイクシートを貼れる?おすすめ商品6選と選び方も紹介

「長年使ってきたドアが傷だらけで古ぼけて見える」「汚れやシミがひどいので新しいドアに交換したい」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そんな悩みを解決するのにおすすめなのが、リメイクシートです。リメイクシートは古いドアにも貼ることができ、簡単かつ低コストで新品同様に生まれ変わらせることができます。

 

そこで本記事では、古いドアにも貼れるおすすめのリメイクシートを、ふすま用・室内ドア用・玄関ドア用と用途別に7選紹介します。

 

また、選ぶときのポイントから貼り方の手順までまとめているので、ぜひ最後までチェックしてください。

 

waccara

 

古いドアにもリメイクシートを貼ることは可能?

古いドアにもリメイクシートを貼ることは可能です。傷や色褪せがあるドアにリメイクシートを貼れば、ほぼ新品のように生まれ変わらせることができます。

 

最近のリメイクシートは種類が非常に豊富です。リアルな木目調からモダンな無地、個性的な柄物まで揃っており、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて自由に選べます。

 

また、空気抜きの溝が加工されていたり、貼り直し可能な弱粘着タイプがあったりと、DIY初心者でも簡単に貼れるよう工夫された製品も多いです。

 

これまでリメイクシートを使ったことがない方でもきれいに仕上げられるでしょう。

古いドアのリフォームにおすすめなリメイクシート6選

早速、古いドアのリフォームにおすすめなリメイクシートを6枚紹介します。

 

  • 【ふすま用】waccara「波うろこ 空色鼠」
  • 【ふすま用】waccara「編み桧垣」
  • 【ふすま用】waccara「麻の葉」
  • 【室内ドア用】壁紙屋本舗「モルタル・大理石柄」
  • 【室内ドア用】壁紙屋本舗「無地カラー」
  • 【玄関ドア用】Resta「玄関ドアフィルム」

【ふすま用】waccara「波うろこ 空色鼠」

 

waccaraの「波うろこ 空色鼠」は、波が魚の鱗のように淡いタッチで描かれているのが特徴のふすま用リメイクシートです。

 

大人っぽく穏やかな雰囲気があるため、和室だけでなく寝室や客間など落ち着きを求める空間にぴったりです。

 

また、色味も相まって目を引くデザインなので、お部屋のアクセントとして使用するのも良いでしょう。

 

波うろこ 空色鼠 (namiuroko) ふすまリメイクシート – waccara

【ふすま用】waccara「編み桧垣」


「編み桧垣」は、伝統的な桧垣の模様がデザインされたふすま用のリメイクシートです。

 

繊細なラインで模様が描かれているため、スタイリッシュな雰囲気もある一枚です。

 

和室にも洋室にも馴染むデザインなので、和室とリビングを仕切るふすまに貼ると良いでしょう。2つの空間が自然に調和して、家全体に統一感が生まれます。

 

編み桧垣 (amihigaki) ふすまリメイクシート – waccara

【ふすま用】waccara「麻の葉」

 

「麻の葉」も、日本の伝統文様である麻の葉が描かれたふすま用のリメイクシートです。

 

白地に細かく描かれた模様が、上品で落ち着いた印象を与えます。

 

画像のように黒い木枠と合わせると、よりスタイリッシュな雰囲気となるため和モダンなお部屋を演出できます。

 

麻の葉 ( asanoha ) ふすまリメイクシート – waccara

【室内ドア用】壁紙屋本舗「モルタル・大理石柄」

出典:壁紙屋本舗

 

壁紙屋本舗の「モルタル・大理石柄」は、モルタル(コンクリート)や大理石を模したデザインのリメイクシートです。

 

無機質でクールな質感なので、ごく普通の木製ドアもおしゃれなデザイナーズ物件のようなドアに生まれ変わります。

 

シンプルで落ち着いたデザインなので、寝室や書斎などどのようなお部屋にも合うでしょう。洗面所のドアに貼れば、ホテルのような空間を演出することもできます。

【室内ドア用】壁紙屋本舗「無地カラー」

出典:壁紙屋本舗

 

同じく壁紙屋本舗の「無地カラー」は、名前の通り無地のリメイクシートです。

 

画像のシートはホワイトですが、スモーキーブラック・カスタードクリーム・ミスティグリーンなど多様なカラーが揃っています。

 

特にくすみカラーは、韓国インテリアや北欧インテリアのような柔らかい雰囲気の空間を作るのにぴったりです。

 

明るいビタミンカラーもあるので、子ども部屋に貼るのも良いでしょう。

【玄関ドア用】Resta「玄関ドアフィルム」

出典:Resta

 

Restaの「玄関ドアフィルム」は、玄関ドアに貼ることのできるリメイクシートです。

 

表面に特殊なフィルムが貼られており、紫外線を吸収してくれます。屋外側に貼ったとしても、約5年は持つほど丈夫です。

 

カラーは全部で14色展開です。マットな質感のものやレザー調のものまで、豊富なデザインが揃っています。

ドア用リメイクシートの選び方

 

ドア用リメイクシートを選ぶときのポイントを3つ紹介します。

 

  • デザインで選ぶ
  • 機能性で選ぶ
  • 粘着性で選ぶ

デザインで選ぶ

リメイクシートのデザインを選ぶときは、まず床や壁、周りの家具の色とのバランスを考えましょう。

 

空間に統一感を持たせるために同系色にするか、ドアを主役にするためにアクセントカラーにするかという観点で選ぶのがおすすめです。

 

また、柄や質感も重要です。リアルな木目調やクールな石目調、落ち着いたマット仕上げなど多様なものがあり、どれを選ぶかでお部屋の印象が大きく変わります。

 

どのデザインにしようか迷った際は、理想のインテリア写真を参考に全体の調和を考えて選ぶと良いでしょう。

機能性で選ぶ

デザインと同じくらい重要なのが、リメイクシートの機能性です。

 

特に、常に外部の環境に晒される玄関ドア、湿気が多い洗面所やトイレのドアには、特別な機能性のあるリメイクシートを選びましょう。

 

玄関ドアなら、紫外線による色褪せを防ぐ「耐候性・UVカット機能」のあるシートがおすすめです。

 

キッチン近くのドアなら油汚れを拭き取りやすい「防汚性」や「耐熱性」、洗面所や脱衣所のドアなら「防水性」や「防カビ性」があると安心です。

 

このように貼りたい場所の環境を考慮し、必要な機能が備わっているかをチェックしましょう。

粘着性で選ぶ

リメイクシートの粘着力は、製品によって大きく異なります。

 

賃貸住宅のドアに貼る場合は、退去時の原状回復を考慮して「弱粘着タイプ」や「貼って剥がせるタイプ」を選びましょう。

 

ただし「剥がせる」と記載されていても、長期間貼り続けると粘着剤が硬化して剥がしにくくなる場合もあるため、商品説明をよく確認してください。

 

一方、持ち家の場合は、長期間しっかりと貼り付けられる「強粘着タイプ」が適しています。

古いドアにリメイクシートを貼るときの手順

 

ここからは、古いドアにリメイクシートを貼るときの手順を紹介します。

 

  1. 下準備をする
  2. リメイクシートを貼り付ける
  3. 余ったシートをカットする
  4. 仕上げをする

1.下準備をする

リメイクシートを貼る前に必ず下準備をしましょう。

 

まず、ドアノブや蝶番、鍵穴プレートなど、外せるパーツはすべてドライバーで外してください。

 

次に、ドアの表面をきれいに掃除します。かたく絞った雑巾で汚れを拭き取り、油分が付着している箇所は中性洗剤を使って完全に落としましょう。

 

ホコリや油分が残っているとシートが剥がれる可能性があるので、一見きれいに見える場合でも必ず拭き取りを行ってください。

 

また、ドアに穴が空いている場合は、この段階で補修します。シールや新聞紙など何でも良いので、リメイクシートを貼る前に塞いでおきましょう。

2.リメイクシートを貼り付ける

いよいよシートを貼る工程です。

 

ドアのサイズを測り、上下左右それぞれ5cmほど大きめにシートをカットしてください。

 

カットできたら、シートの裏紙を10cmほど剥がして、ドアの上端に位置を合わせましょう。

 

専用のヘラであるスキージーを使って、中央から外側に向かって空気を押し出すように丁寧に圧着していきます。

 

このとき、裏紙は一度に全部剥がさずに、少し剥がして貼るという作業を繰り返すのがコツです。

3.余ったシートをカットする

ドア全体にシートを貼れたら、端からはみ出した余分な部分をカッターで切り取ります。

 

カッターの刃が古い場合は、シートをカットする前に新しいものに交換してください。

 

切れ味の悪いカッターを使うと、シートが破れたり切り口がガタガタになったりするためです。

 

新しいものに交換できたら、カッターの刃をドアの縁にしっかりと沿わせ、定規を当てながら一気に切り落としましょう。

 

ドアノブの穴など、くり抜く必要がある部分もこの段階でカットしておきます。

4.仕上げをする

最後に、仕上げの圧着作業を行います。

 

ドアの縁や角、ドアノブ周りといったシートが浮きやすい部分は、スキージーの角を使って押さえつけ完全に密着させてください。

 

ドライヤーの温風を軽く当てながら作業するとシートが柔らかくなり、曲面や角にもきれいに馴染みます。ただし、温めすぎるとシートが伸びてしまうので注意が必要です。

 

全体の圧着が終わったら、最初に取り外しておいたドアノブや蝶番などのパーツを元通りに取り付けます。

汚れや傷がひどい場合はドアごと交換するのもおすすめ

もしドアの表面がボロボロに剥がれていたり、ドア自体が歪んで閉まりにくくなっている場合は、思い切ってドアごと交換するのもおすすめです。

 

最近では、既存のドア枠をそのまま活用し、大掛かりな工事なしで設置できるリフォーム用のドアが増えてきています。

 

そのため、以下よりおすすめのリフォーム用ドアを2種類紹介します。

和室リフォーム本舗「ふすまリフォームドア」

 

和室リフォーム本舗の「ふすまリフォームドア」は、名前の通り和室のふすまと取り替えることができるドアです。

 

既存のふすまの枠(鴨居と敷居)をそのまま利用できるため、ドア枠を取り付けるような大掛かりな工事は必要ありません。

 

このふすまリフォームドアと交換すれば、伝統的な和室の雰囲気をモダンな洋風の空間へ変えることができます。

 

写真の商品は装飾のないシンプルなドアですが、大きな窓が付いているものや細窓が付いているものなどもあります。お部屋の雰囲気にぴったりの1枚を選びましょう。

 

【室内ドア通販】引き戸・引き違い戸|和室リフォーム本舗

古いドアにリメイクシートを貼って新品同様のおしゃれなドアに生まれ変わらせよう

本記事では、古いドアのリフォームにおすすめなリメイクシートや貼り方の手順などを紹介しました。

 

傷や色褪せのある古いドアもリメイクシートを使えば、手軽かつ低コストで新品同様のおしゃれなドアに生まれ変わらせることができます。

 

この記事で紹介した商品選びのポイントや貼り方の手順を参考に、ドアのリメイクに挑戦してみてください。

 

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