創業77年の老舗ふすま屋がなぜふすま柄のマスキングテープを作るのか

創業77年の老舗ふすま屋が新たに手掛けるインテリアブランド「waccara」。

私たちは、和室やふすまがもたらす居心地や癒しを様々なアイテムにまとわせて、たくさんの方々に楽しんでもらいたいという想いでモノづくりをしています。

 

ふすまの表面に施される模様は、古来より様々な伝統文様(もんよう)や絵師の描く襖絵など芸術性の高いものです。

waccaraでは現代の暮らしに合う様々なふすま柄を用意しており、さらにそのふすま柄を身の回りの様々なアイテムに使いたいと考えています。

 

そんな私たちが今回作ったのがふすま柄のマスキングテープ。

身近なアイテムでふすま柄が活かせるものは何か無いかと色々と探していたときに、ふと机の中を見ると、美術館や雑貨店で買ったマスキングテープが目に入りました。皆さんもお持ちの方が多いのではないでしょうか。

自分がそのマスキングテープを買ったときに、ワクワクしながら好きな柄を選んだのを思い出し、ふすま柄のマスキングテープがあったらかわいいだろうなと妄想が膨らみました。

早速デザイナーに相談したところ、長方形のふすま柄を細長いマスキングテープにアレンジするのはなかなか大変だという事でした。柄の大きさや配置も一から見直さなくてはなりません。

それでも苦心の末に出来上がったhikite柄のマスキングテープのデザインはとてもかわいく、すぐに気に入りました。また、色についても最初は複数の案から絞って作ろうかと思ったのですが、結局どれも良くて5色(単色4つとカラフル1つ)作ってしまいました。

このマスキングテープをきっかけに、waccaraの持つ居心地や癒しを多くの方々に知っていただきたいと願っています。

 

また、waccaraの他の柄も順次マスキングテープにしていく予定です。どうぞよろしくお願い致します。