ふすまリメイクシート張り方手順

① 表面のホコリや汚れを拭き取り、乾いた状態にします

※剝がれや破れがある場合は、あらかじめ補修しておくと仕上がりがきれいです。

② 引き手を外します

引手のふちとふすまの間に、マイナスドライバーをゆっくり差し込みます。

少しずつ全体を浮かせるように何箇所かから押し上げていきます。

※釘やネジ留めされているものは、釘を抜く必要がある場合もあります。

③  少しずつ貼っていきます

裏紙を10〜20cmほどはがし、上部からふすまに貼り始めます。

スキージーや布で空気を押し出しながら、ゆっくり少しずつ進めるのがコツです。

④ 残りを貼り進めます

裏紙を徐々にはがしながら、下方向に貼り進めていきます。

空気が入ったら、中心から外に向かって指や布でなぞるときれいに抜けます。

仕上げに浮きを防ぐためしっかりと密着させるように押さえてください。

⑤ 余分なシールをカットします

貼り終わったら、ふちの余った部分をカッターで丁寧にカットします。

再度ふちを押さえて、しっかり密着させます。

⑥ 引き手をはめ直します

穴の中央を起点に、放射状に「※(米印)」のように切り込みを入れます。切り込みは4〜6方向に入れるときれいです。

※切り込みは、引手で隠れる範囲内(内径より少し小さめ)にとどめてください。

切ったふすま紙を、内側に折り込みます(中に押し込む)

あとは通常通り、引手を差し込みしっかりと押し込んで完成です。

 

ワンポイントアドバイス

・空気が入ったら…

小さな空気はスキージーや布で外に押し出しましょう。どうしても抜けない場合は、針で小さな穴を開けて空気を逃がすと目立たず処理できます。


・貼る時は“ゆっくり”がコツ!

焦らず、少しずつ裏紙をはがして貼るのが、キレイに仕上げるポイントです。

 

? よくある質問(FAQ)

Q. ふすまの上に直接貼れますか?

A. はい、一般的な紙ふすま・ベニヤふすまのどちらにも貼れます。ただし、表面がボコボコしていたり、はがれや破れがある場合は、下地を補修してからの使用をおすすめします。

 


 

Q. 貼り直しはできますか?

A. 貼ってすぐであれば、やさしくはがして再調整が可能です。ただし、粘着力が徐々に弱まるため、何度も貼り直すのは避けましょう。

 


 

Q. 剥がすときにふすまを傷めませんか?

A. 基本的にはキレイにはがせますが、長期間貼ったままの場合や、古いふすま紙の上から貼った場合は、下地が一緒に剥がれることがあります。気になる場合は、あらかじめマスキングテープなどで保護してから貼る方法もあります。

 

施工方法一覧に戻る >